情熱創人 キッチン 総合建設業【アーキッシュギャラリー】

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#014
キッチン
尾藤和宏

輸入キッチンの
若きスペシャリスト

キッチンは装飾品では無く生活に必要な道具。
それ故にメンテナンス体制をしっかりと維持する事が何よりも大切。

関西圏を中心に、中国・四国・関東エリアに年間約70件のイタリア製キッチン”ユーロモビル”を手掛けている、尾藤さん。プランニング~施工だけでは無く、アフターメンテナンスまでをしっかりと提供出来る体制を整えるのが命題!と話す尾藤さんに、輸入キッチンの魅力やこれからのキッチンに対する熱い思いを語って頂きました。

㈱藤屋さんがユーロモビルのキッチンを取り扱う事となったきっかけは何だったのでしょうか?

当社はもともとオリジナルの造作キッチン会社として、それぞれのお住まいに合ったキッチンを提供している会社でしたが、ある時、海外の事情に詳しいお客様からユーロモビルの取扱いについてお問合せを頂いたのがきっかけとなりました。当時はまだ日本に輸入されていないメーカーの商品でしたが、デザインや機能、性能やアフターメンテナンス対応等を調べていくうちに、これならばお客様にも自信を持ってお薦めできる商品だと分かり、取扱いを始める事になりました。今から約20年前の事です。システムキッチンと言うのはドイツが発祥で、今でもやはりドイツ製品は世界のトップランナーです。それに対してイタリアはデザイン重視と思われがちですが、ユーロモビルのキッチンは中身はドイツ製並みの性能で且つ、イタリアのデザイン性を踏襲しているところが魅力です!

キッチンにも様々なデザインや機器、性能など多くの要素がありますが、ユーロモビルではどの様にプランニングを進めていくのでしょうか?

まずは建築の平面図から大まかなレイアウトを決めていきます。使い勝手や機能性も確認しながら修正を繰り返し完成度を高めます。フルオーダーでは無いので、細かなミリ単位の打合せと言うよりは、ショウルームの展示やカタログで確認しながら全体のイメージを掴んで頂く事から始まります。プランをしていく中で必ず伺うのが、「調理家電を隠すか、隠さないか?」と言う事です。この答えを出発点にデザインを重視されるのか、機能性を重視されるのかを探り、満足頂けるプランを完成させていきます ユーロモビルのキッチンの特徴は、機能的である事。そして何より住まいやインテリアにしっくり調和して、全体でなんとなく良い雰囲気が醸し出せると言う事ですね。イタリアにはキッチンメーカーが数百社も存在します。芸術品の様な眺める為のキッチンから、実用的な物まで様々です。そんな多様なキッチンの中でも実用性とデザイン性を兼ね備えたユーロモビルのキッチンはイタリア本国でも人気があるメーカーなのです。

日本人にも受け入れやすい洗練されたデザインと、機能性の高い機器などを上手くアレンジして頂いているのでアーキッシュギャラリーのお客様にも安心してご紹介が出来ます。安心面でいえばアフターメンテナンスも大切な要素ですよね。

もちろん、万全の態勢で臨んでいます。機器の故障や部品の破損はもちろんですが、引渡後でも使い方やメンテナンスの仕方をお教えしたり、ご相談にものらせて頂いております。お引渡後のお客様から「食洗機に間違って普通の中性洗剤を入れたら、大変な事になっている!」という様なお電話がある事も。そんな時も駆けつけて大量の泡をふきとって、使い方の説明を再度させて頂いて。デザインが良い事はもちろんですが、やっぱりキッチンは生活の道具ですから保証やアフターメンテナンスがしっかり行える事が一番大切です。その為には会社が健全で無ければならないですし、それが輸入品を取り扱う会社の一番の命題ですね。使っていく上での安心感が必要です。こうやって我々が頑張る事で、他社さんも含めて輸入品への興味や関心、シェアが広がっていけば良いなと考えています。
また現在はユーロモビルのキッチンでもガスレンジや換気扇は国産品を採用する事がほとんどです。なぜなら海外製品は日本の規格に適合していない商品が多いからです。それでも、イタリアのレンジフードには音楽を流す事が出来るスピーカーの付いているものがあるなど、面白い機能やデザインの商品がたくさんあります。将来的にはそういった商品も紹介出来ればと思っています。

アーキッシュギャラリーでも様々なパターンのキッチンを納品頂いていますが、スタッフや職人さんとの連携はどうですか?

色々な現場にお邪魔して感じる事は、アーキッシュギャラリーの現場はとにかく綺麗です。担当者さんや職人さんの意識の高さを感じます。現場が綺麗だからなのか、打合せに来られているお施主様も本当に気持ちの良い表情をされているのが印象的ですね。また、営業や工事担当者さんを通じて打合せや採寸、納品や施工スケジュールをしっかり把握する事が出来るので助かっています。輸入品の宿命ですが、船便が遅れるリスクもあります。だから建築の施工側に頼れる担当さんがいるのは安心出来ますね。
私がアーキッシュギャラリーを担当した初めての現場での出来事なのですが、その日の現場はちょうど引渡し前の竣工写真撮影中でした。2つ繋がったダイニングのペンダントライトにほんの少しだけ高さの違いがあったのですが、それに気付いた営業担当の方が工事担当さんに注意をしているところでした。「写真撮影がどれくらい大切なものか」と言うのを説明されていました。「直しておいて」と言うだけでなく、理由をしっかりと説明している姿を見て、この会社は人の教育も徹底しているのだなとと感心した出来事でした。そういった姿勢を見る事が出来て、私達も大変勉強になりました。

昨今輸入キッチンに対しての注目度がますます高まっていますが、尾藤さんのこれからの目標をお聞かせ頂けますでしょうか?

日本の文化として、”台所”と言うのは土間に釜戸があって、食事は別の場所で食べるという生活習慣がありましたが、戦後に都市型住宅の誕生で”システムキッチン”が普及したのを機に様々なメーカーからキッチンが出てくるようになりました。日本のメーカーも生活様式の変化に伴い優れた進化をしてきていますが、システムキッチンの源流はヨーロッパです。ようやく、各所で様々な輸入キッチンをショウルームで確認頂ける様になってきました。是非イタリアやドイツのキッチンも実際に見て頂いて比較の対象にして頂けると嬉しいですね。

尾藤 和宏 / KAZUHIRO BITOH

平面的なプランや使い勝手だけでなく、ダイニングやリビングに自然と繋がっていく様な立体的なプランを提供していきたいと思っています。まずはそういったプランのキッチンをショウルームで展示して、皆様に広くユーロモビルを知って頂きたいと思っています。

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