- 電気設備
- 高野白根
電気設備の
プロフェッショナル
進化が早い業界なので、
いち早く取り入れるように絶えず勉強です。
建物の電気設備・コンセント・照明のみならず、最近ではインターネットの普及によりLAN配線やTV・電話配線などの弱電設備も多様化する中、日々開発される電材機器の情報を得るために自ら勉強し、お客様のニーズや使い勝手を考慮した提案をして下さる高野さん。若い職人を積極的に雇用し社内教育にも力を注がれている高野さんの拘りを伺いました。
普段のお仕事内容を教えて頂けますでしょうか?
住宅及び、商業施設の電気設備工事を行っています。木造・鉄骨造・RC造と何でもやりますよ。以前は店舗の仕事も多く手がけていましたね。コンセント、スイッチ、照明器具に始まり、インターネットのLAN配線やテレビ、電話等の取り付けを行っています。
様々な職種の中から電気工事の仕事を選ばれた理由はなんでしょうか?
子供の頃から機械をいじるのが好きで、おもちゃなど分解しては組み立てたりしているうちにラジカセなども分解して。配線などをやりくりするのが好きになって、そのうち電気的なものに興味を持ち始めました。高校生の時には近くの電気店にアルバイトとして働き始め、卒業後は電機設備会社に入社しました。
その当時はバブルの時期で、非常に忙しく実家では違う家業を行っておりましたが、父にも手伝ってもらう様になり、電気設備会社として父が開業して現在に至ります。現在は父も引退し、私が継いでおります。
現在業界的には若い職人不足が懸念されておりますが、その中でも高野さんの会社には若手の電気職人さんが多いですよね。
現在は若いスタッフも多く、13人で各現場の工事を行ってます。社員同士の紹介で若い人たちを未経験でも採用して、社内でしっかり教育をし、見習いから育てていくことを行ってます。みんな若いので活気がありますよ。時々問題を起こす事もあり驚かされますがね(笑)。職人として独り立ち出来るまでには最低4、5年の時間がかかりますが、頑張れば一連の仕事を任せられる様な技術が習得できるのには1、2年です。
そんな若手職人さんに教えている仕事上での拘りはなんでしょうか?
お客様の立場に立って、使い勝手等を検討した施工を行う様にしています。当然見た目の綺麗さも重要ですが、そういったことが十分考慮されているかをチェックし、若いスタッフにも一から教育しています。 また、すごく機器の進化が早い業界なので、いち早くその物を取り入れられるように絶えず勉強会を行ってますね。電材業者のイベントなどには極力参加して、最新技術を吸収するようにしています。ただ、新しい物が全て良いとは限らないので、お客様に合うかどうかを吟味して、ニーズに合った商品を提案・提供できるようにしています。その為にも常にアンテナを張って最先端の情報収集をしているんですよ。
電気のプロとしての高野さんの提案に我々現場スタッフも助けられています。
私共から提案した事を採用して頂き、結果的にお客様に満足して頂いた時などは非常に嬉しいです。しかしながら、良かれと思い提案した事が、こちらの意向がうまく相手に伝わらず、結果良くなかったと実際思われてしまった事もあります。そんなときは非常に残念な思いにはなりますが、挫けずにまた日々勉強と感じて行っています。
様々な現場で活躍されている高野さんですが、アーキッシュギャラリーの家創りはどう感じられていますか?
ハウスメーカーの仕事を行った時期もありますが、単純な工事が多く作業効率は良いものの、アーキッシュギャラリーの現場のように色々と頭を使って考えて、私たちの技術が発揮できる現場の方が若手職人達もやり甲斐があり面白いと感じています。
また、お客様目線で本当に気に入って頂ける様な家を一生懸命に創ろうしている姿勢が感じられます。本当に良い物を創るには費用もかかるという事をお客様にしっかりと伝えて提案してくれているので、施工業者としても安心できますし、一緒に仕事ができて良かったと思っています。
高野 白根 / SHIRANE KOUNO
家は一生に一度の最も高額な買い物になると思いますので、納得のいく家・拘りをカタチにする住宅を創るには注文住宅建築でお願いすると、本当に自分自身の気に入ったものが出来ると思います。私達も、電気設備業者としてこれからも一翼を担いたいと思っています。