平屋・二世帯住宅 実績例 437
M邸 【名古屋市瑞穂区】
- 敷地面積
- 330.60㎡
- 構造
- 木造
- 規模
- 2階建
- 設計
- 西脇千記(Agg.)
- 施工
- 名古屋支店
中庭が育む二世帯住宅
名古屋市内の閑静な住宅地に計画された二世帯住宅です。
道路面の間口7.3mに対し、奥行き42mの長方形型の敷地特性を持つ形状を最大限活かす為、建物配置を【親世帯 ⇔ 中庭 ⇔ 子世帯】へと採光を互いの建物内部に取込める構成としています。
両世帯の中間に配置された中庭は敷地の高低差を利用することで互いの建物高さに変化をつけ、双方の視線を緩和しつつ、家族の気配を感じられる最適な距離感を保つ装置となりました。
子世帯側からは中庭とダイニングキッチンが一体利用できるオープンカフェ・スペースに。
親世帯側からは選定された春夏秋冬を感じられる植樹が眺められ、観る角度によって様々な表情を演出します。
また、将来的な計画(買物や医療機関への送迎)を見越して親世帯玄関入口まで送迎可能なアプローチと両世帯への訪問客の為、駐車スペース(7台)を確保した配置としました。
生活スタイルが異なる二世帯住宅を完全分離型とする事で程良い距離感と共に将来的な家族構成の変化や戸建賃貸住宅も可能となる多様性の高いライフプランニングを施すことで、現在~未来に向けて末永く育む住まいとなりました。