混構造の家 実績例 1733
ハラッパハウス
オーナー様との話し合いの中から見出されたイメージは、脱力という言葉に集約されました。
肩肘張らずに楽な気分で暮らすことの出来る家。外部から適度に遮蔽されつつ、開放感も確保したい。光と風の抜ける居心地の良い家。
地下階は、コーナーをえぐり取るような開口部により視覚的な広がりを得、1階の玄関は、土間スペースとし、目的を特定しない何にでも使えるゆるやかな空間にしました。2階のバルコニーに面したリビングには間口7mを超す大開口を設け部屋の内外を一体化させます。
また、屋根には小さな「原っぱ」を作ります。
天気の良い日には屋上に上がり日向ぼっこ──力を抜いて「心地良い」と言える場所。
そういう家になってくれたら設計者としてとても嬉しいことです。