和モダンの家 実績例 1961
S邸 【奈良県奈良市】
- 敷地面積
- 135.71 m²
- 構造
- 木造
- 規模
- 2階建
- 設計
- 田頭健司
- 施工
- 大阪支店
おじいさんの代からの松の木
親世帯の住む純日本家屋の母屋と蔵の建つ敷地に、子世帯が住まうための離れの計画です。既存家屋との調和と、おじいさんの代から育てられてきた松の木を残す、というのがオーナー様からの要望でした。松の木の長く伸びた枝の美しさを際立たせるよう、建物の配置をシンプルな外観としました。屋根と壁との間のスリットは、そこから漏れる光が漆喰の天井や壁にバウンドして柔らかな光となり、各部に採光をもたらす効果を担っています。