和モダンの家 実績例 1965
S邸 【東京都中野区】
- 敷地面積
- 78.50 m²
- 構造
- 木造
- 規模
- 2階建
- 設計
- 佐竹永太郎
- 施工
- 東京支店
つづきまのいえ
「つづきまのいえ」それは軽やかな和のすまいです。
日本家屋は、家の中に自然を取り込んできました。また、広がりある開かれたスペースを襖、障子で仕切る続き間という手法で作られてきました。そして、古い材料や建具を上手に転用して、ものを大事にしてきました。
私たちは、この考えに基づいて、光と風が気持ちよく抜ける、多彩な眺めを楽しむ住まい。をデザインしました。それは、和風という堅苦しい形式ではなく、自然と気持ちよく同居できる知恵にあふれています。
古建具や材料の再利用は10年前から続けていますが、それは、空間に「時」を持ち込み、空間だけでなく時間をもつなぐことで古びない豊かさをつくる試みと考えています。