毎朝、トップライトから射し込む朝陽と共に生活をスタートさせています。我が家は内も外もほとんど真っ白な建物です。「この建物が木造?」と言うくらいに白く、その中にあって一面の黒い壁にトップライトから光が幻想的に射し込み、透明な2階の床を通して家全体に広がります。新居での生活が楽しくて気持ちに余裕が出たりして、特に何をする訳でもないのですが仕事を早く切り上げて帰ってみたりしています。
設計者コメント
細く長い敷地、西側以外の三方は住居に囲まれているという採光面での制約がある中で生まれたのが「光の井戸プラン」。トップライトと2階床には透明な素材を用いて陽光を各階に降り注がせ、青空を見渡せるダイナミックな空間を試みました。建築上の制約が楽しく快適な家づくりの原動力となった一邸です。
- 設計事務所
- 志柿敦啓建築設計事務所 志柿敦啓
- 得意分野
- 個人住宅、セカンドハウス
住宅は敷地の形、周辺環境、家族構成など条件は千差万別です。住まいづくりをする中でそれぞれの問題を解決し、住宅が新たな発見と新たな世界を切り開くものになればと考えています。