建て替える以前の住まいは、昼間でも暗さが気になり今回の建て替えでは明るい家にしたいというのが一番の要望でした。ハウスメーカーとも相談をしていたのですが、思うようなプランはまとまらずインターネットで知ったアーキッシュギャラリーで相談をしてみました。アーキッシュギャラリーで打合せを繰り返していくうちに自分たちのイメージが形になっていくの実感でき、工事中も担当者の方や設計の長瀬さんとしっかり確認をしながら進めることができたので、理想の家づくりを満喫できました。中庭を中心とした明るい住まいで毎日気持ち良く暮らしています。
設計者コメント
南隣に2階建の住宅が敷地に隣接するように建ち、西には電車が通る環境にあります。この電車音をどのように遮るか、また、南に迫る住居を隠しながらいかに光を取り入れるかがテーマとなり、ここでは3箇所の中庭を提案することで様々な問題を解決しています。光と風を取り入れる中庭、視線を遮りながら光を柔和に演出するフロストガラス、そして、壁や開口は視線や音を遮るよう考えられています。3箇所の中庭に光と風が交遊するなかでの、快適な生活が予感されます。
- 設計事務所
- 長瀬信博建築研究所 長瀬信博
- 得意分野
- 個人住宅、店舗、公共施設など
現代人は多岐にわたる社会環境の中で日々生活を送っています。とりわけ、心を豊かにしてくれる自然や人との関係は重要です。私たち建築家は、そうした心のふれあいを生み出すスペースを提案する担い手であると考えます。お客様ご自身や敷地の周辺環境などについてじっくりお話をうかがうことで、優しさと心地よさに囲まれたオリジナリティあふれる家をご提案します。