きっかけとなったのは母の知り合いからアーキッシュギャラリーのことを聞き、そこからHPを開いたことでした。私たちの希望を託すわけですから、それまでに他社の見学会にも出掛けて検討を重ね、その中でもプランが気に入り、施工体制がしっかりしていたことでアーキッシュギャラリーに決めました。
プラン内容ではデザインばかりでなく収納も多く取り入れ、照明に至っては間接照明を用いるなど、細かな部分にも配慮をして下さいました。外壁の色を決める日は、近くにある実際の住宅まで出掛け、アーキッシュギャラリーの営業の方と工事担当の方、そして建築家の先生と一緒に見て確認するなど、レスポンスの良さも感じました。
建築地として区画整理地内の保留地を購入しましたが、着工当時、周りはほとんど更地で3棟ほどしか建っていませんでした。建築途中で材料や色、素材などの細かな部分を決めていきましたが、施工期間がそれだけ費やされたということですね。竣工した今では周りに更地が無いほど建物が並んでいます。引渡しの後からが本当の意味でのお付き合いになりますので、今後ともよろしくお願いします。
設計者コメント
名古屋市北西部に隣接する都市に建てられた平屋建ての住宅です。敷地は、いわば濃尾平野の真ん中で、周囲の風景と見上げる空の広がりが、ことのほか印象的な、伸びやかな環境に立地しています。その伸びやかさを反映するような、広々とした敷地全体を建物で囲って中庭を設け、中央にリビングを配置しました。リビングは、建物全体を機能的・心理的につなぐ、文字通り「家の中心」となるよう意図されています。全面ガラスで囲われた、開放感のある中庭は、外部からの視線を適度にさえぎりながら、季節の移ろいを室内にもたらします。また、広い空を視覚的に切り取ることで、普段とは違う空を見せてもくれます。中庭/リビングを介して、何気ない、個々の「気配」が、家族全体、敷地全体に伝わる、「一体感」と「広がり」のある家ができました。
- 設計事務所
- 道家洋建築設計事務所 道家洋
- 得意分野
- 個人住宅など
どの様な形であれ、家は、オーナー様の方々の個性を反映させるものだと思います。そして、建てる場所の個性も、そこには映し出されます。人の個性、場所の個性を想像力豊かに引き出すことが出来たなら、とても幸せなことだと思います。