趣味で集めたアンティークや民芸品を飾りたい、床や壁の表情に対するイメージも言葉にするのが難しい、こういう私たちの強いこだわりにアーキッシュギャラリーは真剣に向き合ってくれました。家具の材料選びや色の選定では何度もショールームへ足を運び、サンプルを出して頂きながら打合せを重ね、私たちも勉強しながら納得がいくまで付き合っていただけた事が安心につながったのだと思います。そうして話し合ってきたイメージが現実に形になっていくにつれて、家づくりに参加する楽しみが大きくなっていきました。漆喰にこだわった塗り壁の表情やモザイク状のタイル敷きは実際に体験させていただいたのですが、直に触れながらイメージのニュアンスを伝える事で、一緒に家づくりに参加している実感が持てました。出来上がってから「やっぱりこうしたい」という要望にも最後まで付き合っていただいて、想定外の事態もありましたが私たちの希望をひとつひとつ確認しながら進めて頂き、無事に完成を迎える事ができました。自分たちも参加しながら家づくりをしてみると、検討する事も多く迷う事や苦労もありましたが、とても愛着の持てる家になりました。
これからも長期間にわたって家族仲良く安心して暮らせるようにアフターサービス体制や気軽に相談できる施工会社としてアーキッシュギャラリーさんに期待しています。
設計者コメント
杉並区の住宅街で、以前から住まわれてきた土地に建つ住宅です。クライアントの思い入れはその土地だけでなく、美術品や工芸品などの様々なものがあり、それらをいかに収めるかということも大きなテーマの一つでした。様々なものに対する想いをより深く理解するために打合せを重ねていった結果、素材は自然の良さを生かし、また規格型住宅にはない手作り感を出すことにより、明るくて暖かみがあるものにすることを心がけ、見せるもの、隠すものを明確にすることにより、効果的に収納とディスプレイを配する計画になりました。
- 設計事務所
- 北沢マサト
- 得意分野
- 個人住宅、リフォームなど
時が経過しても色褪せることなく、どこか懐かしさを思わせるデザイン・・・
同時に住む人を暖かく包み込む、そんな想いを込めて設計しています。