実は、アーキッシュギャラリーさんの事は結婚する前から知っていたんです。CMや雑誌で見て「いつか住宅を考える時はお願いしたいな」と漠然と思っていました。結婚して子供も生まれ、今回中古住宅を購入してリフォームを施すことで、長年の夢である自分達の家をアーキッシュギャラリーさんにお願いしたい!と想い関西支店を訪れました。そこで見た施工例はどれも素敵で、「やはりここにお願いするしかない」と決意しました。
ただ、主人は仕事柄色々な建築業者さんとお付き合いする機会も多く、最初から全て信用していたわけではなかったみたい(笑)。ただ、打合せを進めていくうちに、スタッフの方々の丁寧な説明や、細かく連絡を入れて頂いたこと等で徐々に安心感が深まっていったようです。プランニングが始まってからは、本当にあっという間でした。プランを練り上げるのはもちろんのこと、素材を何にするか、扉や家具の色はどうするか等々、時間を忘れて真剣に話をしたことが、とても楽しい思い出になっています。また、購入した中古住宅が解体され全く違った家になっていく工程が面白く、どんどんと自分たちの家になっていく実感が持てました。完成してからは、何をするにしてもとても動きやすく、便利に創られていて本当に動線が考えられている事に改めて驚き、快適な日々を過ごしています。建築家の長尾先生や担当の清水さん・矢野さんとみんなで創り上げていった素敵な我が家が出来上がったと思っています。
設計者コメント
この住宅は、築30年の「テラスハウス」という隣家と壁が接する形式の建物を光・風・使い易さを配慮したリフォーム計画です。東西の壁にほとんど窓が取れない為、南北の窓からの採光や通風をいかにうまく生活に取り込めるかが課題でした。まず、角がはみ出していたお風呂と洗面所をリビング側にはみ出さない様に建物の一角にコンパクトにまとめ、リビング・ダイニング・キッチンを一直線上に南北に並べてそれらの間に壁を設けないようにしました。また、キッチン背面の隣家と接する長い壁面に沿って十分な収納スペースを配置することで、採光や通風を犠牲にすることなく、効率的で利便性の高い快適な住空間を作ることが出来ました。
- 設計事務所
- 長尾健建築研究所 長尾健
- 得意分野
- 個人住宅、集合住宅、洋館の修復再生、公共建築など
できる限りお客様の生活についてお話を伺い、対話を重ねることで、これからの新しい住まいへの夢を一緒にふくらませていこうと思っております。図面では、わかりにくいので簡単な模型を幾度となく作り、それをもとに打合せを進めさせていただいております。