私達の家づくりは、まず王道の「住宅メーカー見学！」からのスタートでした。各社にプランを出してもらうも全くピーンときませんでした。「家づくりってこんなもん？？」と思いながら後悔したくないという思いで「建築家と建てる家。」という、いかにも敷居の高そうなアーキッシュギャラリーを訪ねてみることに。正直、当初は他の注文住宅の会社にもプラン・価格・見学会の参加等を同時進行し、比較検討をしていましたが、アーキッシュギャラリーと付き合っていけばいく程、安心感・信頼感が増していきました。そして何より私達のわがまま住宅プランを涼しい顔をして聞いていた山田先生が出してくれたプラン。これにしびれました！「これに住みます！」フォーリンラブ状態でした(笑)。しかし、山田先生とアーキッシュギャラリーとの馴れ合いのような関係が存在するなら少し不安かも…と思っていたけれど、設計監理と施工管理の厳しい関係の姿勢にも安心できました。そして、気持ち良くアーキッシュギャラリーとの家づくりを本格的にスタートすることに。それでも初めての家づくりに対する不安はその都度たくさん沸いてきました。自分達なりに勉強したり質問をぶつけてみれば、毎回誠意を持って答えてもらえたり、熱くてまじめなアーキッシュの現場監督・中村さんの姿を見たり、想像以上に細かい基準のアーキッシュギャラリーの家づくりを毎日現場で確認しながら、不安を解消していくことが出来ました。そうして完成していった我が家。心から「あぁ～いいお家！」と感じることが出来ます。もう一度家を建てることがあっても迷わずアーキッシュギャラリーと共に建てるでしょう！
設計者コメント
間口5mの細長い敷地に建つ木造3階建ての住宅です。中高層の建物も点在する密集した住宅地であることから、採光とプライバシーの確保が当初からの課題となりました。
ご家族の共通の趣味であるサーフィンの為の収納やボードの搬入等を踏まえ、路地のような前室を持つアプローチが決まり、機能上のご要望であった玄関門扉が外観正面の特徴的な表情となりました。3層の住空間において、ご家族が集まる共用部分を2階に配置し、天窓と北面のルーフコートから天候に左右されにくい光を導き入れました。
10mの奥行きを持つLDKはスキップフロアと天井高さに変化を与えることによって上階との繋がりも感じられる空間としています。
ここちよく風が抜ける新たな住まいで、穏やかな時間を過ごして頂けたら幸いです。
- 設計事務所
- レイスブロック建築設計事務所 山田直貢
- 得意分野
- 個人住宅、集合住宅など
その場所に、どのような建物が相応しいか。
どのような空間が、そこでの営みを豊かにするのか。
そんなことを常に考えながら、
そこに住まう方との対話を重ねていきたいと考えています。
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