アーキッシュギャラリーとの出会いは今から3年ほど前になります。以前から、住まいに対する思い入れが強くリフォームを繰り返し行っていたのですが、住まいへの不満をなかなか解消出来ずにいました。行く先々で、展示場を見つける度に色々な住宅会社のモデルルームを見て回っていたのですが敷地の広さが足りないと言われ新築は諦めかけている状態でした・・・そんな中、娘の強い薦めでアーキッシュギャラリーさんに行ってみる事に。長尾健先生をコンダクターの竹村さんにご紹介頂き、長尾先生のシンプルで使いやすそうな家が好みだった事、勝手気ままに要望を伝えても上手くまとめてくれる人柄などが決め手となり、アーキッシュギャラリーでの家創りがスタートしました。図面では分からなかったのですが完成してみると、窓の位置や角度、中庭への繋がりなど細部まで考えて設計して頂いていたという事がとてもよく分かり、毎日感心しながら生活しています。1日中家にいても、朝日から夕陽まで時間の移り変わりと共に中庭からルーバー越しにリビングを明るく柔らかい光線がさしこみ、見ているだけで嬉しくなります。これまで暗くて寒い、まるで押さえつけられているような圧迫感を感じながら毎日生活していたのがまるで嘘のようで、同じ敷地条件でここまで変るとは。とても驚きです。引越し後ずっと前からこの家で暮らしていたような不思議な感覚を覚え、入居し1日で家になじんでしまいました（笑）本当に人生で1番良いお金の使い方をしたと心から思っています。建築家長尾先生、コンダクターの竹村さん、子供のように可愛い工事担当の松本さんには本当にお世話になり、アーキッシュギャラリ―でなければ実現出来なかった住まいだと思います。
設計者コメント
工場や駐車場に囲まれ、電車の線路にも近い街中で、ご家族の安らげる環境をどのように提案するかを考えました。ご家族のプライバシーを守りつつ、窓を開けて光や風を取り入れるようにするため、数枚の板状に建つ白い外壁で生活空間を囲みながら、その外壁同士の隙間になる四隅に格子で外部と遮断された半屋外空間を設けて、そこから風や光を十分にはいるように考えました。さらにこの4つの空間は、エントランスポーチ、中庭、バスコート、サービスヤードと、それぞれの場所に応じて、別の意味もあわせて持つように設計しました。いろんなところから差し込んでくる光が、時間や季節によって変化しますので、そのような時間や季節の変化を日常の生活の中でそれとなく感じることができます。内部の大きな特徴となっている上下階をつなぐ螺旋階段のある吹抜が、家族の生活をちょうどよい距離感でつなぐように考えました。
- 設計事務所
- 長尾健建築研究所 長尾健
- 得意分野
- 個人住宅、集合住宅、洋館の修復再生、公共建築など
できる限りお客様の生活についてお話を伺い、対話を重ねることで、これからの新しい住まいへの夢を一緒にふくらませていこうと思っております。図面では、わかりにくいので簡単な模型を幾度となく作り、それをもとに打合せを進めさせていただいております。
お問合せ
来店予約
資料請求